有澤時計社製 八角型掛時計

戸田如彦 著 「アンティーク掛時計」 によると この有澤時計は 明治の初め
富山県高岡市にて 有澤庄五郎と言う人物が作り始めた時計だそうで その後
明治30年10月 高岡市旅屋町門前町にあった 「竹丸合資会社」 の竹中清平
と言う人物が出資して 有澤庄五郎が製造を担当し 「高岡時計製造合資会社」
を共同で設立します ところがどう言う訳か3年で姿を消してしまったと言うことで
有澤時計と高岡時計は 共に現存数が少なく 「幻の時計」 と呼ばれています
ケースの周囲に飾鋲で装飾が施してあり シンプルですが味のある仕上がりに
なっています
振子室の窓は 下から上に開く作りで 大きさは 高さ54cm
8日巻きで
文字盤は 10インチ・ペイント文字盤になっています

振子室内のラベル(左の写真)には 「YETTUKUNI TAKAOKASI」 とありますが
機械の刻印(右の写真)は 「YETSUCHU TAKAOKASHI」 となっています